タロット鑑定例:新しくお店をはじめたい

中田さん(仮名)から、タロット鑑定のご依頼をいただきました。

 

質問:新しくお店をはじめたい

今住んでいる地域に活気を戻したくて、お店をはじめて人が集まる場所にしていきたいと思っています。私がすべきことはなんなのか、考えています。

 

千尋屋の回答

ここまで築いてきた大切なものを守りたい、という気持ちが中央にあります。家族かもしれません。今のここでの生活かもしれません。守りたいからこそ、新しいことに対して慎重になっているというイメージです。その一方で、ものすごくやる気にもあふれています。踊り出しそうなくらい、うきうきした感じのカードが出ています。「何かしたい」という強い気持ちがあります。
気になるのは、顕在意識の位置に「バランスをとる」というカードがあること。つまり「バランスをとろうと意識している」ということです。逆に言うと、今は(もしくはお店をはじめると)バランスがとれていないということ。これはなんのバランスでしょうね。仕事と家庭でしょうか。理想と現実でしょうか。自分のやりたいこととしなければならないことでしょうか。この「バランスをとる」というのはとても大事なことのような気がします。というのも、潜在意識の場所に「責任」や「抑圧」を意味するカードがあるからです。これは、思ったように動けない、どこか縛られているように感じているという意味です。前述の「バランス」さえとれれば解決することなのだと思います。たとえば、小ぢんまりとやろうと思っていたのに、予想よりも忙しくなってしまってうまく家族の時間がとれないとか。たとえば、周りの人間関係に巻き込まれて(ある人とある人が仲良くないからどちらかを選ばないといけないとか)思ったように動けないとか。あくまでも例えですけれども(そしてそんなことが起きないにこしたことはないのですけれど)、自分が何を大切にしていてどうバランスをとっていくのかというのが課題になってきそうです。
もうひとつ気になるのが、周りの状況の位置に「傷心」を意味するカードがあること。これと、前述の「バランス」や「抑圧」はつながっていると思います。この「傷心」は、なんとなく意見をぶつけすぎてしまってお互い傷つけあってしまうイメージです。もしくは話し合いが足りないのかも。いずれにせよ、コミュニケーションによって発生するものです。
また、いちばん最後の全体の方向性を示すカードは「葛藤」です。「葛藤」というか、落ち着いたところから飛び出したい野望みたいな。このままだったらうまくいくことが明らかなんだけれども、あえてリスクをとってチャレンジしたいというようなカードです。ということは、いったんはうまくいくということでもあります。ここにも「バランスをとる」という意識がかかってきそうです。
ここまで重めのカードの話をしてきましたけれど、何か問題があったとしても客観的に分析して対応できそうです。進むべき方向へまっすぐ進んでいくというカードが出ています。

自分自身の位置に「運命」のカードがあります。これは自分の意思で何かを動かしていくというよりも、物事の流れが勝手に変化していく時期。そして、その変化の中で自分自身の使命を見出すタイミングという意味です。選んでいただいた10枚のうち3枚には「試練」というニュアンスの強いカードがあります。これは西洋占星術でいう「土星」に属するカード。人によっては「悪い」「怖い」というイメージを持ちがちですが、成長を促してくれるカードでもあります。
お店をはじめることで、自分の使命を見出す。そしてバランスをとることを意識しながら、いろんなことに折り合いをつけていく、という流れになっていきそうです。

 

ご感想

ありがとうございます!私の性格が良く出てます。バランスかー。今は何のことなのかわかりませんが、何個か思い当たる事はあります。人間関係で面倒な事になった事があったので新しい土地での新しい人間関係に慎重になり過ぎている事もあるのかな?
考え過ぎず流れに身を任せてその都度選択していけばいいんですね。自分が生まれてきた意味も考えることがよくあります。それもいずれ分かってくるんですね。今はまだ始まったばかりで理解するのに時間がかかりそうですが何度も読み返して教訓にします!本当にありがとうございました😊

 

解説

「悪いカードが出ても、隠さず教えてくださいね」とか
「悪いカードが出たら言わないでください」なんて言われることがあります。
けれど、千尋屋では「いいカード」「悪いカード」なんてないと考えています。

今回の鑑定では、試練を意味するカードが3枚も出ました。
これは考えようによっては「悪いカード」です。
私たちの住む物質世界において、何かしら困難なことが起こるという意味です。
しかしその一方で、精神的な成長を促してくれるカードでもあります。
物質的な困難を乗り越えることで、精神的には新しい世界が目の前に開けてくるのです。

目の前の困難にばかり集中していたら、つらい時期にもなりえます。
しかし、その先の成長に目を向けることができたら、同じ経験でも感じ方が変わるでしょう。
困難と成長は、常に一対なのです。