自分がどの季節を過ごしているのかを見極める。

東洋占星術では、自分自身の個性のほかに、自分が今どんな季節にいるかを見ることができます。

 

人は、それぞれの季節を生きている

同じ時間軸に生きていても、北半球にいる人と南半球にいる人では、迎えている季節が違います。北半球が冬で雪が降りしきっている同じ時間に、南半球では夏を迎えていて、海水浴を楽しんでいる人がいる。

同じように、東洋占星術の世界ではそれぞれの人がそれぞれの季節を生きていると考えます。
春と夏と秋と冬がある。それは変わりません。
しかし、季節が巡ってくる時間軸が違うのです。

「自分がこんなに苦労しているのに、あの人ばかりうまくいっている」と思うことはありませんか?
もしかしたら、あなたは今冬真っ只中で、相手の方は夏真っ盛りなのかもしれません。

 

季節があることを知る

もし、冬の寒さのせいで物事が滞っているだけなのに、周りと比べて「自分だけがうまくいかない」と思い込んでいるとしたら。

そんなのもったいない。

あなたにも必ず夏が来ます。そして、相手の方にだっていずれ冬が来ます。
それを知ってさえいれば、「自分だけがうまくいかない」なんてことはないとすぐにわかります。物事にはタイミングがある。そのタイミングを待てばいい。

しかし、一度「自分はうまくいかない」「いつも報われない」と思い込んでしまうと、せっかく冬が明けて春が来ても、それに気がつかないということが起きます。
春は種まきの季節。
春に蒔いた種が、すくすくと育ち、夏に綺麗な花を咲かせます。
しかし、「自分はうまくいかない」という思い込みから「どうせ何をやっても無駄だ」と思ってしまうと、種を蒔こうともしなくなってしまう。つまり、種を蒔くこと自体を諦めてしまうのです。
せっかく春が来ても、それに気づかず種を蒔くことなく過ごしてしまうと、夏が来ても花が咲きません。こうなってくると、「自分だけがうまくいかない」という思い込みが現実になってしまいます。

 

自分の季節を知ることで行動を選べる

季節はすべての人に平等に巡ってきます。
しかし、過ごし方は人それぞれ。
夏の間に楽しかったからと、風の吹きすさぶ砂浜で「寒い寒い」と文句を言いながら過ごすのか。
それとも、家の中に入り、ストーブにあたりながらゆっくりまったりと過ごすのか。
人によっては、スキーやスノボなど、全力で冬を満喫する方もいるでしょう。

「今は冬だから外は寒い」ということを知ってさえいれば、自分で行動が選べるのです。

また「これから冬が来る」ということがわかると、なおさら選択肢が増えます。
冬が来る前に扉の隙間をふさいだり、断熱材を入れたりと準備をすることで、より快適にあたたかく冬を過ごすことができます。

自分は今どの季節にいるのか。調べてみませんか?

「お金に困らない星」を持っていますか?

占いをしていてよく聞かれるのが、「仕事運」「恋愛運」そして「金運」です。

「今年の金運はどうか」
「定年後の生活は大丈夫か」
「今アタリをつけている不動産を買ったほうがいいか」など。

いくら精神性が大切だとはいっても、私たちは物質としての身体を持つ存在。
お金の問題は、現実面・物質面につながっています。
切り捨てたくても切り捨てられません。
(「引き寄せの法則」を信じてお金をどんどん使った結果、新たに入って来ずに困窮したなんて話もたまに聞きます。精神性の高みを追求するだけでなく、肉体を持つからこその重みを経験することが自分の使命なのだと私は考えています。)

東洋占星術では、お金や愛など、「豊かさ」を象徴する星があります。
(西洋でいう金星に近いですね。)
この星を持っていると、一生お金に困らないと言います。
「困らない」は言い過ぎかもしれません。
多少困ったとしても、必要な分がどこかからか転がりこんでくるという星です。
もともと実家が裕福な人もいますし、
いざというときに手を差し伸べてくれるつながりを持っている人もいます。
貯金がゼロという人もいますし、それほど使わないからそれほど入ってこない人もいます。

ここまで読んで、
「困ってないとも思わないけれど、そういえばいつもなんとかなっている」
と思われた方。
この星を持っているかもしれません。

逆に、「いつもカツカツだし、今月の支払いもやばい!」なんていう方。
もし、この星を持っていなかったとしても乗り越える方法があります。
関わる人を変えることです。

といっても、友人や恋人では、相手の財政状況が自分に深く影響することはあまりないでしょう。
それよりは、仕事のつながりです。
会社勤めで内勤の方は難しいかもしれません。
営業など、外の人と関わる方や、自営業の方の場合は
取引相手や仕事場のパートナーにこの星があると、お金がうまく流れていきます。

いちばん変化がわかりやすいのは「結婚」です。

結婚というのは、紙一枚の契約ではありません。
運命を共にしようという約束であり、覚悟です。
相手が豊かさの星を持っていると、それは自分にも如実に影響します。

もちろんこれは、豊かさの星に限ったことではありません。
相手と自分の持っている星が近ければ、深く理解し合える結婚になるでしょう。
もし、真逆の星を持っているならば、お互いの得意な分野で相手の苦手な分野を補い合うことができるでしょう。

結婚はただの制度ではなく、陰陽が結びついた形だということです。
(脱線しました。)

月天中殺について

私にとって、2月と3月は天中殺の時期に当たります。
(東洋占星術でいう月の区切りは、カレンダー上の1日ではなく、節気を区切りとしています。そのため、正確には立春(2月)から清明(4月)の前日までが、東洋占星術でいう2月と3月です。)(2017年で言うなら、2月4日から4月3日までです。)

 

天中殺って何?

天中殺とは、120年に20年(大運天中殺)、12年に2年(年天中殺)、12月に2月(月天中殺)誰にも等しく巡ってくる季節のこと。特に年天中殺と月天中殺では「悪いことが起こる」と言われがちです。
(参考記事:天中殺の時期に新しいことをはじめるのはだめなのか?

この時期は「天の加護が受けられないため吹きっさらしの状態になる」なんて言われ方もします。
それまで温室でぽかぽか育てられていた植物が、2ヶ月だけ外にさらされるようなイメージ。
今までぽかぽかとあたためてくれていた太陽は直接ぎらぎらと照りつけ、夜になると気温の低下が身にしみる。
しかし2ヶ月たてば元に戻れるので、じっとして待っていようという季節です。
(たとえば、夜寒いからと言ってこの時期にストーブを設置してしまうと、温室に戻ったときにそのストーブが不要になってしまいます。1万円程度のストーブならともかく、何百万と設備投資してしまうと後が大変。これが、天中殺の時期に就職、結婚、起業、家の購入など、大きく物事を動かさないほうがいいと言われる所以です。)

 

私の天中殺の過ごし方。

2月3月に月天中殺を迎えるタイプの人は、天中殺の時期にあれこれと動きがち。
しかし、これは車の給油ランプが点滅しているのに、新しい目的に向かって走り出してしまうようなもの。
出だしが好調でも、やがてガス欠を起こしてしまいます。
特に、天中殺も明けた5月くらいに燃え尽きてしまう人が多いです。
(正に5月病ですね。)

私の天中殺の過ごし方としては、なるべく予定を入れないことです。
なんとなく本調子じゃないなあと感じる日が多いので、休む時間をとれるようにスケジュールに余裕を作ります。
(2年前は2週間のアメリカ旅行をぶちこんでしまいましたが、あれこれ動き回っていろいろ見に行ったりする気力が湧かず、ゆっくりのんびり過ごす旅行になりました。)

それから、今年は特に春以降動き出すための準備を着々と進めています。
新しい計画が3本、同時進行で進んでいます。
占いについても、新しいメニューやプログラムを用意しています。

春が待ち遠しいですね。

自分に嘘をついてしまうとき。

毎日、タロットカードを3枚ひいています。
その日に起こることや私の気持ちの持ちようを聞いて、アドバイスをもらいます。
タロットとコミュニケーションをとる大切な時間でもあります。

 

「挫折」のカード

今日は朝から予定が詰まっていて、カードと向き合えたのはすっかり夜になってから。
1日を振り返るように3枚引きました。

そのうちの1枚は「ソードの5」。
挫折を表すカードでした。

最近あれこれと新しいことに手を広げてしまい、いっぱいいっぱいだと感じることがあります。
しかし、その一方で仲間も増えて、楽しいことも盛りだくさん。
今日も楽しい予定がたくさんありました。
その中で出たソードの5。見た瞬間は驚きました。
けれど、このカードのメッセージはすぐに伝わりました。

 

声のない心の叫びを聞き取る

世間では「ポジティブ」はいいこととされています。
私の周りには今、楽しいことと苦しいことがあって、私はどちらかというと楽しいことに目を向けがち。
考えようによってはポジティブです。

しかし、冷静になってみると、これは逃避なのではないかと気がつきました。
「楽しい」にばかり気持ちを向けているけれど、理想に現実が追いついていないことを私の心は知っている。

「やります」と言ったけれど、有言不実行になってしまっていること。
クオリティがいまいちでも、目を瞑って妥協してしまったこと。
重要度のマトリクスで上位にあるのに、緊急でないために延期されているToDo。

正面から向き合わなければいけないことから目を背けているということ。

ソードの5を見て「私は本当は傷ついているのだ」と感じました。
他の誰かが私を責めたわけではないけれど、私の「できていないこと」を私が責めている。
その責め立てる声が聞きたくなくて、私は楽しさに逃げている。
むしろ「楽しい」と自分自身に言い聞かせているのだと思いました。

アドバイスのカードは、ワンドの4。
4は安定した数字。(机や椅子の脚は4本が多いですね。)
激しいカードの多いワンドのスートの中でも、秩序を感じるカードです。
ちょっと勢いを抑えて、一息ついてからまた進もうというメッセージを受け取りました。

 

スリーカードの習慣のススメ

人は、嘘をつく生き物です。
小さなこどもたちも、誰が教えたわけでもないのにさらっと嘘をつくことをいつのまにか覚えます。
悪意を持って人を騙すのは、もちろんいけないこと。それは誰もが知っているでしょう。
しかし、思いの外厄介なのは、自分に対してさらっと嘘をついてしまうことです。

「大丈夫」「まだ大丈夫」自分にそう言い聞かせて、うつ病になってしまう人。
「あの葡萄はすっぱい」羨ましい気持ちが認められずに悪態をついてしまう人。
(狐ですが)

タロットという媒体を通すことで、自分の嘘を見破ることができます。
自分の心の声を聞く時間を日常に取り入れてみませんか。

「当たる」より、「腑に落ちる」ような占いでありたい。

占いというと、まずは「当たる」「当たらない」という尺度で見られます。

もちろん、未来を予知する能力を持つ方もいらっしゃるでしょう。
しかし残念ながら千尋屋は凡人です。
未来なんてわかりません。
むしろ現在のこともわかりません。

私にできることは、来てくださった方が選んでくれたカードを私なりに解釈することだけです。

 

当たっているかはわかりません。

「今年の金運を見てください」とだけ言われ、
その方の現状もわからないまま、ただカードの言っていることを伝えることもあります。
正直なところ、まるで目隠しされたまま手探りで進んでいるような気持ちになります。

「あなたはこういう状況ですね」とずばり切り出す占い師さんもいらっしゃるでしょう。
その才能が羨ましいほどです。

「その質問では答えられません」とお伝えする占い師さんもいらっしゃるでしょう。
それはとても誠実な姿勢だと思います。

私は「ふんわり聞くとふんわりとしか返ってきません」とはお伝えしますが、
なるべくご本人の聞きたいことを尊重したいと思っています。
その代わり、ふんわりと抽象的なことしか言えません。
「実際は十分あるのに『失いたくない』という気持ちから不安になっているようです」とか。
「今はまだ葛藤の時期ですが、誰かが助けてくれて、どんどん形になってきそうです」とか。

最初の頃は半信半疑でした。
こんな漠然とした返答でいいのだろうか。
そう思うこともありました。

それでも、言葉にするのをためらう方から聞き出すのは、私の本意ではないなと思いました。

しばらくすると、抽象的なことを聞いた人は抽象的なまま受け止めてくださっていることに気がつきました。
「ああ、そういうことなんですね」とか、「正にそのとおりだと思います」とか、
残念ながら私にはどういうことなのかはさっぱりわからないのですが、
何か納得した様子で、すっきりした表情で帰られる方々を見送ると、私もとても清々しい気持ちになります。

 

当たらない占いに意味はあるのか?

「何ひとつぴんと来ない」というのであれば問題だと思いますが、
占いが当たるかどうかというのはついでのようなものだと思っています。

中には、当たらない方がいいのではないかと思う結果もあります。
たとえば、「このまま進むと、どんどんひとりで責任を背負いこんで自分を責めてしまいそう」という場合。
そういうときは、意識的に他人を頼ったり自分を甘やかしたりすることで、自分だけでなく周りにとっても良い方向へつながるでしょう。
結果的にその占いは当たらないことになりますが、目先の結果ではなく、もっと大きな視点から見ることが大切だと思います。
「占いでこういう結果が出たから、仕方がない」なんてことはありません。
占いを利用してやろう、くらいの気持ちでちょうどいいのではないかと思っています。

千尋屋では、タロット占いは、自分の心を声を聞くためのツールなのだと考えています。
自分で自分の声を聞くことができる方には、きっと必要がない。
そして、「必要ない」というのは本来は理想的な状態なのだと思います。

占いの結果に縛られるのではなく、自分の立ち位置を知り、気持ちを新たに自分の進みたい方向へ一歩踏み出す。
そんなお手伝いがしたいと思っています。

トミー・リー・ジョーンズを勝手に鑑定!

最近、映画「ダブル・ジョパディー」を見ました。
缶コーヒー「boss」のCMでもお馴染みのトミー・リー・ジョーンズ氏が、主役を見守る(?)保護観察官として出演していました。出世作「MIB」では「真面目に演じていてもどこかコミカル」という理由で抜擢されたそうですが、真面目な役もかっこいいですね。
今回は、そんなトミー・リー・ジョーンズ氏を勝手に鑑定してみたいと思います!
 

トミー・リー・ジョーンズ氏の人となり

自由を求め、ロマンを愛する人です。
そして、学び続けるという使命を持つ人。
(ここまではベネディクト・カンバーバッチ氏と同じですね。)
なかなかバランスよく、いろんな資質をお持ちです。
(偏っていることで天才型になることもあるので、バランスがいいことが必ずしもいいこととは限りません。)

穏やかで話しやすい人、という第一印象を持たれることが多いのではないでしょうか。
しかし、内面は結構クール。
愛情深い人ではありますが、理知的なので、人によっては「冷たい」と感じることもありそう。
それでも、他者に喜んでもらうことで自分も喜ぶことができる人です。
そして几帳面。場合によっては細かいと思われることもあるでしょう。
感受性が豊かなので、相手の気持ちを理解することが得意だと思います。
ただし、表立って共感したり心配したりするというよりは、そっと気にかけていてくれそうです。
(トミー・リー・ジョーンズ氏が上司だったら、素敵でしょうね!)

演技においても、まずは観察し研究して役を知り、それから共感するタイプだといえます。

才能を見ていくと、やはり学ぶこと、習得することがとても得意です。
ただし、得意なことと好きなことが同じとは限りません。
彼が満たされるのは、自分が必要とされている場において。
ファンに応援してもらったり、自分の演技を大切な人が喜んでくれることで「やってよかった」という気持ちが芽生えそうです。
賞をもらうとか、著名人に評価されるというよりも、日常の中の充実感をしあわせと感じられる人。
俳優の道は、彼にとっては学ぶこと、発見することの多い道なのだろうと思います。

 

トミー・リー・ジョーンズ氏の今後

2014年からの10年間は、のんびり穏やかな雰囲気です。
それまでの20年間は自分のやりたいように伸びていく期間でしたが、もうしばらくは仕事以外の部分が充実した10年間になりそうです。
ただ、今年は特に身内との揉め事が起きやすい時。
家族や近しい人との関係に気をつけるといいと思います。

また、もともと精神的に病みやすい傾向があります。
もし今まで大きな問題がなかったのであれば、今後問題がでてくる可能性もあります。
あくまでも傾向なので、ストレス等うまく発散できればだいじょうぶでしょう。

2020年は、エネルギーに溢れすぎて動きすぎてしまうかも。体調にはくれぐれも気をつけて。
2022年は未来が広がっていくような年です。
また新たな一面を見せてくれるのでしょうか。今後も楽しみにしています。

タロット占いをしていてよく聞かれること

昨日は豊後高田市のイベント「てづくりパレットvol.4」へ。
メールでじっくりも面白いけれども、いろんな人に出会えるイベントはやはり楽しいもの。

イベントでは500円とワンコインで出店しているからか、「タロット占いははじめて」という方もよく来てくださいます。中には「占ってもらうのもはじめてなんです」という方も。

そういうときに、よく聞かれる質問をまとめてみました。
占い師さんによって違うと思いますが、千尋屋はこんなスタンスで占いをしています。
ご参考にどうぞ。

 

タロットって何が占えるんですか?

結構なんでも占います。
「あまり先の未来のことは占えません」とおっしゃる方もいますが、私は現時点でいちばん起きうる未来が表れると考えています。(占いの結果を聞いて行動を変えたり考え方を変えたりすると、その未来は起きません。そういう意味では全く当たらないです。でもそこから現在の自分にヒントが得られるならば、「当たる」「当たらない」を超えて有用なのではないかと思っています。)

基本的には、ふんわりした質問にはふんわりした結果が。細かく質問すると細かく結果が出て来ます。
なので、具体的に悩んでいるときは直球で聞いてみるといいと思います。
といっても、私に直接いう必要はなくて、自分の心の中で質問が決まっていれば大丈夫。
(言葉にすることで意志が固まるから、直接言うべきとおっしゃる占い師さんもいます。なるほど一理あるなあと思っていますが、私はあなたの言いたくないことは触れずにそっとしておきたいと思うのです。)

私にできることは、ただ目の前のカードの伝えてくる意味を自分なりに一生懸命お伝えするだけです。
その際にはなるべく例えを使って、具体的なメッセージが伝わるように意識しています。
それを聞いて「実は…」と話し出してくださる方もいれば、表情一つ変えずにそのまま「わかりました」と何か納得した様子で帰ってくださる方もいます。
いったい何がわかったのか、私には全くわからなくてもそれは問題ではないのです。
「気持ちが軽くなった」「安心した」「楽しかった」などなど、何か心に小さな変化を持って帰っていただけたら嬉しいなあと思っています。

 

何を占ってもらったらいいでしょうか?

「タロット占いってなんか面白そう!占ってもらいたいけど、特に何も悩んでないなあ」という方によく聞かれます。

最初の頃は、私も一緒に「どうしましょう…」と途方にくれていたのですが、最近おすすめしているのは「今年はどんな一年になりそうか」です。
どうしても結果がふんわりしがちではありますが、「仕事運」「家庭運」「恋愛運」など、多少絞ると多少詳しく返ってきます。

なぜこれをおすすめしているかというと、毎年開催しているイベントに続けて出る時に「今年の運勢を占ってほしいです」「昨年も占っていただきました」とおっしゃってくださる方が増えてきたからです。
ふんわりなりに、一年の指標になれるといいなと思っています。
 


次回は4月8日(土曜日)に国東市国見町の「くにさきりっち」に出店予定です。

2017年3月:癸卯の月

2017年も早くも3月に入りました。
今日は啓蟄。
冬の間はじっと寒さから身を潜めていた虫たちが、穴から出てくる頃。
田舎の我が家はそろそろいろいろな対策をしなければなりません。

東洋占星術では今日から3月になります。
年度末や確定申告など、皆それぞれに忙しい時期。
どう過ごしたらいいでしょうか。

 

2017年3月はどんな月?

今月は、癸卯(みずのと・う)の月。

癸は、雨。
陰陽五行では「陰の水」です。
雨露が、いろんなものを吸収しながら地面に降り、
時間をかけて河となって流れていく。
吸収、蓄積というのがひとつのポイント。
イメージとしては正に「雨垂れ石を穿つ」という感じ。
静かながらも忍耐強く、内にパワーを秘めている。
季節でいうと、冬。
冷たい土の中で、種子たちが芽吹くのを今か今かと待っている状態。

卯は、春。
同じ春でも、寅はどちらかというと「伸びていく」という動きに着目しているのに対し、
卯は、むしろ横並びの草ぼうぼう感というイメージ。
冬の間はどうせ草も枯れているからと放置していた土地が、
ふと気づいたら草が生い茂っていた、みたいな。
もう少し言うならば、寅はトラが獲物を狙って脇目も振らず走っていく様子。
卯はウサギたちが野原をぴょこぴょこ駆け回っている様子。
同じ「春」で「木」ですが、ニュアンスの違いは伝わったでしょうか。

このふたつの組み合わさった「癸卯」は、静かながらも着実な前進のイメージ。
特に「水は木を生ず」という関係性なので、癸は卯を助けてくれます。
冬の間にあたためていたプランをどんどん動かしていくとか
今まで準備していたことが一斉に芽吹いてくるとか。
ここまで蓄積していたもの、忍耐強く待っていたことなどが呼び水となり
成長や変化につながっていきそうです。

タロット鑑定例:新しくお店をはじめたい

中田さん(仮名)から、タロット鑑定のご依頼をいただきました。

 

質問:新しくお店をはじめたい

今住んでいる地域に活気を戻したくて、お店をはじめて人が集まる場所にしていきたいと思っています。私がすべきことはなんなのか、考えています。

 

千尋屋の回答

ここまで築いてきた大切なものを守りたい、という気持ちが中央にあります。家族かもしれません。今のここでの生活かもしれません。守りたいからこそ、新しいことに対して慎重になっているというイメージです。その一方で、ものすごくやる気にもあふれています。踊り出しそうなくらい、うきうきした感じのカードが出ています。「何かしたい」という強い気持ちがあります。
気になるのは、顕在意識の位置に「バランスをとる」というカードがあること。つまり「バランスをとろうと意識している」ということです。逆に言うと、今は(もしくはお店をはじめると)バランスがとれていないということ。これはなんのバランスでしょうね。仕事と家庭でしょうか。理想と現実でしょうか。自分のやりたいこととしなければならないことでしょうか。この「バランスをとる」というのはとても大事なことのような気がします。というのも、潜在意識の場所に「責任」や「抑圧」を意味するカードがあるからです。これは、思ったように動けない、どこか縛られているように感じているという意味です。前述の「バランス」さえとれれば解決することなのだと思います。たとえば、小ぢんまりとやろうと思っていたのに、予想よりも忙しくなってしまってうまく家族の時間がとれないとか。たとえば、周りの人間関係に巻き込まれて(ある人とある人が仲良くないからどちらかを選ばないといけないとか)思ったように動けないとか。あくまでも例えですけれども(そしてそんなことが起きないにこしたことはないのですけれど)、自分が何を大切にしていてどうバランスをとっていくのかというのが課題になってきそうです。
もうひとつ気になるのが、周りの状況の位置に「傷心」を意味するカードがあること。これと、前述の「バランス」や「抑圧」はつながっていると思います。この「傷心」は、なんとなく意見をぶつけすぎてしまってお互い傷つけあってしまうイメージです。もしくは話し合いが足りないのかも。いずれにせよ、コミュニケーションによって発生するものです。
また、いちばん最後の全体の方向性を示すカードは「葛藤」です。「葛藤」というか、落ち着いたところから飛び出したい野望みたいな。このままだったらうまくいくことが明らかなんだけれども、あえてリスクをとってチャレンジしたいというようなカードです。ということは、いったんはうまくいくということでもあります。ここにも「バランスをとる」という意識がかかってきそうです。
ここまで重めのカードの話をしてきましたけれど、何か問題があったとしても客観的に分析して対応できそうです。進むべき方向へまっすぐ進んでいくというカードが出ています。

自分自身の位置に「運命」のカードがあります。これは自分の意思で何かを動かしていくというよりも、物事の流れが勝手に変化していく時期。そして、その変化の中で自分自身の使命を見出すタイミングという意味です。選んでいただいた10枚のうち3枚には「試練」というニュアンスの強いカードがあります。これは西洋占星術でいう「土星」に属するカード。人によっては「悪い」「怖い」というイメージを持ちがちですが、成長を促してくれるカードでもあります。
お店をはじめることで、自分の使命を見出す。そしてバランスをとることを意識しながら、いろんなことに折り合いをつけていく、という流れになっていきそうです。

 

ご感想

ありがとうございます!私の性格が良く出てます。バランスかー。今は何のことなのかわかりませんが、何個か思い当たる事はあります。人間関係で面倒な事になった事があったので新しい土地での新しい人間関係に慎重になり過ぎている事もあるのかな?
考え過ぎず流れに身を任せてその都度選択していけばいいんですね。自分が生まれてきた意味も考えることがよくあります。それもいずれ分かってくるんですね。今はまだ始まったばかりで理解するのに時間がかかりそうですが何度も読み返して教訓にします!本当にありがとうございました😊

 

解説

「悪いカードが出ても、隠さず教えてくださいね」とか
「悪いカードが出たら言わないでください」なんて言われることがあります。
けれど、千尋屋では「いいカード」「悪いカード」なんてないと考えています。

今回の鑑定では、試練を意味するカードが3枚も出ました。
これは考えようによっては「悪いカード」です。
私たちの住む物質世界において、何かしら困難なことが起こるという意味です。
しかしその一方で、精神的な成長を促してくれるカードでもあります。
物質的な困難を乗り越えることで、精神的には新しい世界が目の前に開けてくるのです。

目の前の困難にばかり集中していたら、つらい時期にもなりえます。
しかし、その先の成長に目を向けることができたら、同じ経験でも感じ方が変わるでしょう。
困難と成長は、常に一対なのです。

「タロット占いは難しい」と感じたときに知っておきたい3つのポイント。

「タロット占いに興味があって、カードも持ってるんですけど、うまく占えなくて」というお話を時折伺います。
今はいろんな書籍も出ていますし、書店でもタロットカードを見かけます。「タロットカード」といっても神秘的な図柄から、可愛い雰囲気のカードまで様々です。78枚全部そろったデッキからはじめてもいいですし、22枚の大アルカナだけのデッキも選べます。タロット占いは、とてもはじめやすい占法だと思います。

ただ、いざ本を見ながら占おうとしてみても、どう解釈していいのか迷ってしまう。
カード(特に小アルカナ)の意味がなかなか覚えられない。
そのうち面倒になって遠ざかってしまう…。

そんなことはありませんか?
私もはじめはそうでした。
私が独学でタロットを学ぶ中で身につけた、タロット占いが上達するコツを3つお伝えします。

1.考えるな、感じろ
2.自分の感覚を信じる
3.毎日カードを引き続ける

 

1.考えるな、感じろ

私は良くも悪くも知識先行型なので、何かをはじめるときには必ず、まずはあれこれ書籍を買い集めます。

同じテーマについて書かれた本を読み比べると、多くの場合は共通項が見つかります。どの本にも共通して書いてあることは、重要なポイントだと考えて間違いないでしょう。他の部分については、著者によって解釈や理解にばらつきがあるということです。

しかし、タロットの本は、読めば読むほどわからなくなりました。
カードの切り方、並べ方(展開法)、逆位置を採用するかどうか…など、タロットの基本ルールが著者によってかなり違うのです。強いていえば「スリーカード」と「ケルト十字法」は必ず載っていましたが、カードを置いていく順番が違ったり、それぞれの位置に対応する意味が違ったり。また、カード一枚一枚の解釈も、大まかな意味は同じでも、真逆の意味が入っていることもあって混乱しました。

いったい何が正しいのか。

結論からいうと、なんでもいいんだと思います。
これだけいろんな人が全然違うことを書いているということは、タロットの世界には正解も間違いもないということ。間違った解釈というのがあるわけではなく、その場に必要なカードが出るようになっているのだと思います。

大切なのは、それぞれのカードの意味を考えて論理的に構成するのではなく、タロットからニュアンスを感じとること。実際に、タロットカードをよく知らないのに、タロットの絵柄を眺めただけでそのカード本来の意味を言い当てる方もいます。
タロットカードを、頭ではなく心で受け取ること。これがいちばん大切です。

 

2.自分の感覚を信じる

カードから受け取るということは、どのデッキを使っているかが重要になってきます。
そういう意味で、最初のカード選びはとても大事。

私がタロットを勉強し始めてしばらくの間は、定番中の定番、ウェイト版を使っていました。
小アルカナにもすべて人が描かれていて、読みやすいと買いてあったからです。
しかし、当時の私の占いはぎこちなく、自分の解釈に全く自信が持てませんでした。

あるとき、タロットカードを何種類も置いてあるお店に行きました。
せっかくだからひとつ買って帰ろうと思い、ひとつひとつ手に取って眺め、最終的にひとつのデッキを選びました。それが今現在使っているトート・タロットです。このカードを買ってから、急にカード一枚一枚の意味がつながってくるようになりました。

もし、今ウェイト版を使ってみたら、当時よりしっくり来るのかもしれません。
しかし、トート・タロットとの出会いがなかったら、私が占い師になることはきっとなかったでしょう。

自分の心がいいと思うタロット・デッキを使うこと。
(できれば、直接見て選べるといいですね。)
そして、そのデッキを信頼し、自分の感じとった解釈を信じること。
カードの顔色を伺ってびくびくおどおどしていると、カードも本音を話してくれない。
そんな気がします。

 

3.毎日カードを引き続ける

カードと信頼関係を築くことは、とても大切です。
(もしあなたが本当にお気に入りのデッキを手に入れることができたら、私が言わなくても毎日引きたくなっていると思います。)

私は毎朝、その日1日を思いながら3枚引きます。
「Body(身体感覚)」「Mind(知性・精神)」「Sprit(霊性)」の3枚。
私がその日感じる感情。自分が考えること。そしてアドバイスです。
出たカードと、自分の解釈をノートに書き留めます。

一日が終わったら、その日を振り返りながらカードと答え合わせをします。
そうすると「このカードは、こういう意味だったのか」と気づくことがあります。
これを繰り返していくうちに、それぞれのカードの意味が表面的な理解からどんどん立体的な奥行きを持ち始めます。
朝時間がなければワン・オラクル(1枚)でもいいでしょう。

人は、会う回数が多ければ多いほど相手に親しみを抱くと言います。
カードも同じ。
お互いコミュニケーションを取り続けているうちに、相手のことがわかってきて、だんだん誤解や早とちりが少なくなります。

 

タロットカードの面白さ

タロット占いの面白さの一端は、「当たる」「当たらない」という二元論を超えて、自分自身の直感が研ぎ澄まされていく感覚にあるのではないかと思います。電話を通じて遠くにいる人と会話ができるように、タロットカードを通じて自分自身(あるいはハイヤーセルフと呼ばれたりする存在)とコミュニケーションがとれる。

もしお手元に眠っているタロットカードがあったら、ぜひ揺り起こしてあげてください。